【追記2 2011/12/05 18:45】
ども、ども、▲('A`)/です。
先ほどようやっとVIAマシンにwindows7の環境ができました。
(windows updateは結局1.5時間かかりました・・・)
早速windows エクスペリエンスの結果をご報告しますね。

思っていたよりプロセッサのスコアが良かったです。それでも3.4ですけど。
一番評価が低かった箇所はグラフィックです。通常のグラフィックだと3.7ですが、
ゲーム用だと3.1になっちゃいます。
まあ、メモリの評価は5.3、ディスク(SSD)の評価はIDEモードなのにもかかわらず
7.2と一番高かったです。(まあ、Intelの320シリーズですからそれなりの速度は
でますから・・・)
ちなみに▲('A`)のマシンはどうなっているかといいますと・・・
(実は先月壊れてしまって、日記第273日目で紹介したマザーボードを使って
組みなおしたのでした・・・トホホ。)

CPUはi7-2600Kを使っていて、ディスクはm-SATA接続の310シリーズの80GB
(SSDMAEMC080G2C1)を使っています。
こいつをマザーボードに取り付けて、Windows7をインストールしています。
他にも2.5インチのHDD&SSDを搭載していたりします。
で、スコアは殆ど7.x台をマークしているのですが、グラフィックだけは
前のマシンからつかっているしょぼいグラボを使っているので、4.6です。
(ちなみに使っているグラボはELSA GRADIAC 785GT 256MBです。
今となってはもっと性能の出るボード積めばよいのでしょうけど、
そこまで手当てができなかったりするので、これで我慢しています、ハイ。)
もう売られていないんだよなあ、このボード・・・
久しぶりにグラフィックボードを見にいこうかなあ。
それでは、また!▲('A`)/
【追記 2011/12/05 17:00】
ども、ども、▲('A`)/です。
えーと、今はZBOXNANO-VD01にWindows7 64ビット版 home edition をインストール
している途中ですが、まあ、時間のかかること、かかること・・・
(SSDをIntel 320シリーズの120GBに変えたけど、それが原因ではないと思います。)
1つ気が付いたのはUSBの口が2つしかないので、マウス&キーボードをつないだら、
DVDドライブはどこにつなげばいいの?と途方に暮れました。
まあ、こんな手順で乗り切りました。
・インストールの最初の方はマウス&DVDドライブをつないでそのまま実行。
(但し、ディスクがまっさらな場合です。何かOSとかが入っていたら、最初マウスの
代わりにキーボードを繋いでENTERキー等任意のキーを押して、DVDから起動させます。
DVDからの起動が確認できたら、急いでキーボードを抜いて、マウスを繋ぎ
インストールを続行します。)
・1回目の再起動はそのまま(ちょうどインストールの終了処理が走ります。)
・2回目の再起動後にDVDドライブを抜いてキーボードを繋ぎ、パスワードとか
シリアルキーを入力します。
・ここでwindows7が立ち上がったら、一旦再起動します。
パスワードを入力しWindowsにログインしたら、DVDドライブを再び繋いで、
付属のドライバインストール用のDVDを入れて、ドライバをインストールします。
・ドライバをインストールしたら、DVDドライブを抜いてキーボードを繋ぎ、
再起動します。後はWindows updateを実行します。
どの程度時間がかかるかと言いますと、OS本体のインストールで1時間、
ドライバのインストールで0.5時間、Windows updateによるSP1への
アップグレードで1時間、は見ておいた方がいいです。
windows環境が出来上がったら、windows エクスペリエンスでどの程度の
スコア(評価)になるか試してみたいと思います。
それでは、また!▲('A`)/
↓ 本編はこちらです。
(2011/12/05 13:10)
ども、ども、▲('A`)/です。
えーと、先日札幌駅前のPCショップを徘徊していたら、とっても小さなPCを
見つけちゃって、おもわず手に入れました。
ZBOXNANO-VD01というベアボーンキットです。
ショップの人も「本当に買うの?」って心配していました。ええ、ええ・・・
だって欲しかったんだもん!
このPCに搭載されているCPUはVIAが作ったデュアルコアのVIA Nano X2 U4025
なのです。
昔はVIAのCPUには苦労させられたものです。皆さんご存知ないかもしれませんが、
NTTec社が提供していたサーバにはBananaサーバ以外にもこんなラインナップが
あったのです。(今は変わりましたけど・・・)
------------------------------------------------------------------------
Cherry Server
Intel Pentium4(prescott) 2.4GHz 1GB RAM 80GB x2 SATA HDD (RAID1)
Cream Server
Intel Pentium4(prescott) 2.4GHz 512MB RAM 80GB x2 SATA HDD (Non RAID)
Peach Server
VIA C3 Samuel2(Cyrix) 798.96 MHz 512MB RAM 80GB SATA HDD
------------------------------------------------------------------------
Cherryサーバは確か最初はPentium4だったのですが、その後Core2 Duoを搭載したり、
マザーボードを変えてXeonを積んだ版も出たりと亜種が色々あった記憶があります。
まあ、その中でもPeachは「とりあえずWebサイトを立ち上げられればいいや」的な
感じのマシンです。
あ、上記Peachサーバの筐体を変えたものが、日記第23日目でご紹介した様に
DNSサーバとして会社で動いています。
さて、写真撮ってみました。
外箱です。

中身はこんな風です。リモコンとか無線のアンテナとか入ってました。

本体です。まずは前面、それから背面、側面です。(左側面に廃熱口があります。)

背面のコネクタです。
HDMIの口、USB3.0の口、真ん中に有線LAN(NIC)の口、USB2.0の口、eSATAの口、
そして無線LANのアンテナ差込口となります。

底面です。ここを空けて、メモリとかディスクを取り付けます。
外す場所は側面に「PULL UPDATE」と書かれた箇所があるので、そこから外す
事になります。ちなみに底面は4箇所ゴムの足が付いていますが、それが蓋の
ネジにもなっています。

内部です。ディスクは2.5インチのHDD又はSSDが搭載できます。
メモリはノートPC用のDDR3-1066 SODIMM(204-pin)が1枚分
取り付けられます。

今回は手持ちのSSDとメモリを取り付けました。SSDはdokuo号で最初に
使っていたSATAVのPLEXTOR PX-128M2Sです。メモリはUMAXの4GBです。
早速取り付けてみました。


取り付けが終わったら蓋をして、無線LANのアンテナをつけます。

はい、完成です。
本体の大きさはCD/DVDを8枚合わせた位と想像してください。
本当にそのくらいのスペースで収まってしまいます。

では後ろのコネクタにディスプレイとかLANケーブルとか接続して、
電源ボタンをポチッと押すと、上面にオレンジの輪が表示されます。
電源が入った証拠です。

はい、当然OSが入っていないので、ブートできなかったです。
とりあえず、BIOS画面を起動してみます。
電源投入後、「DELETE」キーを押すとBIOSが呼び出せます。

あ、ちなみにこの時にはUSBメモリにFreeBSD 8.2R amd64の
インストールディスクを入れたものを後ろのコネクタに
差し込んでいました。なので、USBメモリから起動する様に
写真の様にBIOS設定を変更しました。

デフォルトでは内部のディスク(SSD)が第一優先で認識されています。

なので、USBメモリを第一優先にする様に変更します。

そうすると、次回起動時にUSBメモリが刺さっていればそこから起動
されるので、設定を保存して再起動します。

はい、無事に起動されました。後はインストールです。
怖い位に順調なんですけど・・・どうなんだろう。
ん?IOがちょっと遅い気がする。もしや・・・

がーん!SATAのデバイスのモードがIDEモードしか設定できない。

これじゃあ、SSDでも遅いわ。dmesg上ではこんな悲しい表示が・・・
ad4: 122104MB <PLEXTOR PX-128M2S 1.03> at ata2-master UDMA133 SATA 1.5Gb/s
本当だとSATA 6.0Gb/s って出るはずだし、ダメでもSATA 3.0Gb/s って
出て欲しかった・・・
まあ、OSがインストールできそうなだけ「儲けもの」と思わないと、ね。
(実は当初はそんなに期待してなかったりしました。だってVIAだもん。。。)
で、インストール途中でネットワーク設定に差し掛かったら、こんな表示が
出ました。そうなのか、無線も設定できそうなのね・・・

今回は有線の方(vge0)の方で設定してみましたが、次回は無線の方で
設定してみよう。
さて、dmesgはこんな風にでました。ちなみにNICは1Gigabitを認識できてます。
CPUはこんな表示になります。
CPU: VIA Nano X2 U4025 @ 1.2 GHz (1200.05-MHz K8-class CPU)
Origin = "CentaurHauls" Id = 0x6fc Family = 6 Model = f Stepping = 12
Features=0xbfc9fbff<FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,PAE,MCE,CX8,APIC,SEP,MTRR,PGE,
MCA,CMOV,PAT,CLFLUSH,ACPI,MMX,FXSR,SSE,SSE2,SS,HTT,TM,PBE>
Features2=0x8863a9<SSE3,MON,VMX,EST,TM2,SSSE3,CX16,xTPR,SSE4.1,POPCNT>
AMD Features=0x20100800<SYSCALL,NX,LM>
AMD Features2=0x1<LAHF>
VIA Padlock Features=0x1ec13dcc<RNG,AES,AES-CTR,SHA1,SHA256,RSA>
TSC: P-state invariant
real memory = 4294967296 (4096 MB)
avail memory = 3843125248 (3665 MB)
ACPI APIC Table: <083011 APIC0920>
FreeBSD/SMP: Multiprocessor System Detected: 2 CPUs
FreeBSD/SMP: 2 package(s) x 1 core(s)
cpu0 (BSP): APIC ID: 0
cpu1 (AP): APIC ID: 2
で、ちゃんとCPUが2つ認識されています。これだけでも、めっけものです、ハイ。
ではいつもの如くベンチ取って見ました。
今回はunixbenchとbuildworldの実行時間を計測してみました。
========================================================================
BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.2)
System: w44.maido3.cc: FreeBSD
OS: FreeBSD -- 8.2-RELEASE -- FreeBSD 8.2-RELEASE #0: Thu Feb 17 02:41:51 UTC 2011
root@mason.cse.buffalo.edu:/usr/obj/usr/src/sys/GENERIC
Machine: amd64 (GENERIC)
Language: en_US.utf8 (charmap=, collate=)
CPU: no details available
12:54PM up 1:18, 1 user, load averages: 0.16, 0.04, 0.01; runlevel
------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: Sat Dec 03 2011 12:54:27 - 13:22:33
unknown CPUs in system; running 1 parallel copy of tests
Dhrystone 2 using register variables 5640992.0 lps (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone 1267.4 MWIPS (10.0 s, 7 samples)
Execl Throughput 1038.7 lps (29.9 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 97212.0 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 29361.9 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 174526.0 KBps (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput 308206.2 lps (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching 66674.7 lps (10.0 s, 7 samples)
Process Creation 2910.4 lps (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent) 2403.4 lpm (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent) 423.9 lpm (60.0 s, 2 samples)
System Call Overhead 195744.1 lps (10.0 s, 7 samples)
System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX
Dhrystone 2 using register variables 116700.0 5640992.0 483.4
Double-Precision Whetstone 55.0 1267.4 230.4
Execl Throughput 43.0 1038.7 241.6
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 97212.0 245.5
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 29361.9 177.4
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 174526.0 300.9
Pipe Throughput 12440.0 308206.2 247.8
Pipe-based Context Switching 4000.0 66674.7 166.7
Process Creation 126.0 2910.4 231.0
Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 2403.4 566.8
Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 423.9 706.4
System Call Overhead 15000.0 195744.1 130.5
========
System Benchmarks Index Score 273.6
========================================================================
|
この数値がどの程度なのか、というのはハードの環境の違いはありますが、
以前ATOMのベンチを取った時(第269日目)に書いているのですが、
ざっくりこんな感じです。
マシン トータルスコア
-----------+----------------------------------
ATOM D525 255.5
Pentium4 236.9
C2D E6300 432.0
VIA C3 68.1
-----------------------------
VIA nano 273.6
----------------------------------------------
で、buildworldの実行時間はこんな感じです。
今回はCPUが2つなので、jオプション無し、オプション j2、j4で実行してみました。
-------------------------------------------------------------------
time make buildworld
9538.366u 1352.735s 2:58:59.94 101.4% 6692+2194k 4085+14650io 17115pf+0w
time make buildworld -j2
9686.159u 1430.196s 1:42:59.01 179.9% 6701+2202k 25993+296967io 18241pf+0w
time make buildworld -j4
9750.565u 1420.727s 1:38:17.51 189.4% 6717+2206k 3518+296732io 15851pf+0w
-------------------------------------------------------------------
まあ、時間がかかっているのはディスクの速度がSATA 1.5Gb/s認識のせいだと
思います。ここの速度が速くなればもう少し違ってくると思います。
(誰かSATAの設定変更の方法、知っている人いないかなあ・・・)
結論としてはお手軽に使うなら、ありかな?と思います。
静的コンテンツのwebサイトを動かすなら耐えられるでしょう。
ただ、SATAの速度がもう少し速くなれないかなあ・・・
そうなったら、もっとベンチ結果良くなると思うんだけど。
あとはベンチとかぶん回すとちょっと熱が起きますね。
触れない程ではないのですが、廃熱口が付いている側は壁につけたり
しない様にしないといけないですね。
今日の札幌は1日大荒れの天気です。前が見えません。
完全防備でお昼ご飯買いにいってきます。
それでは、また!▲('A`)/
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