第35日目:【速報】FreeBSD 7.0R 8GB RAM サーバと格闘中・・・
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どうも、('A`)です。
えー、前回の日記で8GB(2GB x 4)のメモリ搭載のサーバを構築していましたが、現在も
完成させるべく格闘中です。
64ビットサーバも32ビットサーバもカーネル再構築後に繋がらなくなるアクシデントが
発生しましたが、何とか解決しました。
で、14:30現在の8GBメモリ搭載の2サーバの状況は以下の通りです。
・banana3253 (FreeBSD 7.0R (i386), Core2Duo E6320, 2GB x 4 RAM)
→ OS再インストールし、セットアップ&カーネル再構築&動作確認終了
c26サーバとして仕立ても完了
(あとはラウンドロビンに追加するだけ)
・banana3242 (FreeBSD 7.0R (amd64), Core2Duo E6320, 2GB x 4 RAM)
→ OS再インストールし、セットアップ&カーネル再構築&動作確認終了
現在c27サーバとして仕立て中
2台のサーバとも順調に動いています。
では、「前回ちゃんと動いていなかったのは何でなの?」という事になるのですが、
原因はNICのMACアドレス変更にありました。
Bananaサーバを構築していた初期の頃、オンボードNICのMACアドレスが重複したサーバが
納品されて、インストール時に他のサーバがダウンするという事態がかつて発生しました。
そこで弊社ではMACアドレスを以下の形式で独自で割り当てし、重複を無くす事を
おこなっていました。
(例) banana3242の本来のMACアドレスが 00:19:d1:9a:ca:9c の場合、
→ 00:19:d1:b0:32:42 (MACアドレスの大台 6桁 + サーバ番号 6桁)
ところが、今回の2台(banana3253、banana3242)は2つのNICを搭載していました。
(オンボードNICと外付けNIC:いずれもIntel製)
そしてオンボード側NICのMACアドレスを変更すると何故か機能しなくなるという
事態になりました。
(変更するとサーバ内からも外部に通じなくなります。)
また、本来のMACアドレスのままで動かしている限りは正常に機能します。
ちなみにNICが1枚(オンボードNICのみ)の場合には、MACアドレスを変更しても
正常に動作します。
なぜNICが1枚の時はMACアドレスを変更しても正常に動作するのに、NICが2枚になると
繋がらなくなるのか、その原因については現時点では判明していません。
(本当に何故か判りません。どうしてだろう・・・)
あと現在問題が発生している2台の64ビットサーバ(banana3266、banana3267)のうちの1台を
使用して、試験的に8GBメモリ搭載のサーバにしてインストール&カーネル再構築を実施し、
その後メモリを4GBに変更して正常に動作するかおこなってみます。
(2GBのメモリしか手持ちでないので、それで問題解決できないか試してみます。これでダメ
だったら、1GBのメモリを手配して構築をかけるしか方法が無くなります。。。)
改めて 14:30 時点のサーバ構築の進捗状況を報告します。
[7.0R 32ビット機]
・banana3254 (FreeBSD 7.0R (i386), Core2Duo E6320, 2GB x 2 RAM)
→ 成功(既に ex25 として就航中)
・banana3197 (FreeBSD 7.0R (i386), Core2Duo E6320, 2GB x 2 RAM)
→ 成功(引き渡しの為、待機中)
・banana3253 (FreeBSD 7.0R (i386), Core2Duo E6320, 2GB x 4 RAM)
→ 成功(ラウンドロビン 追加待ち)
[7.0R 64ビット機]
・banana3145 (FreeBSD 7.0R (amd64), Core2Duo E6300, 1GB x 4 RAM)
→ 成功(既に live27, anime3, game14 として就航中)
全スロットに1GBのメモリが付いていて、まず 1GB x2 の状態で
OSインストール・カーネル再構築などを実施し、後で 1Gb x 4 にした。
・banana3266 (FreeBSD 7.0R (amd64), Core2Duo E6320, 2GB x 2 RAM)
→ 問題発生中 (性能が1/17しか出ない)
・banana3267 (FreeBSD 7.0R (amd64), Core2Duo E6320, 2GB x 2 RAM)
→ 問題発生中 (性能が1/17しか出ない)
・banana3242 (FreeBSD 7.0R (amd64), Core2Duo E6320, 2GB x 4 RAM)
→ 14:30 動作確認(検品)終了(c27として仕立て中)
少し明るい要素が出てきましたが、未だに2台の構築がうまくいっていません。
引き続き格闘を続ける事になります。
今回も状況に変化があり次第、追記の形で報告します。
それでは、また
[18:30 追記]
えーと、2台のcサーバ(banana3253、banana3242)は先ほど旅立っていきました。
32ビット2号機(banana3197)も皆さんの前にもう少しで現れるのでは、と思います。
引き続きサーバの稼働状況の監視は続けますが、今のところは順調に動いているようです。
まずはひと安心。。。
また会社から1GBのメモリ8枚について発注の承認が出ました。
これから発注して、Polywellに在庫があれば明日にでも入荷するかな、というところです。
(ただ、Polywellにある在庫が足りなかったりしたら、来週の入荷にずれ込むかも・・・
祈る思いです。)
メモリが到着次第、64ビット2号機(banana3197)で実施したインストール手法(最初 1GB x 2 で
インストール&カーネル再構築をし、その後 1GB x 4 に変更する)でストップ状態になっている
64ビットサーバ予定機2台(banana3266、banana3267)を作りなおします。
今回の64ビットサーバ構築ではいろんな事が起きましたが、('A`)なりにインストール
作業時に見られた特徴を整理するとこうなります。
・インストール時のメモリ構成で正常に動作したり、しなかったりする。
現在までで確認できているパターンは以下の通りです。
(1) 1GB x2 でインストール&カーネル再構築、その後 1GB x 4に変更
→ 正常に稼働
(2) 1GB x4 でインストール&カーネル再構築
→ 性能が著しく落ちる
(3) 2GB x1 でインストール&カーネル再構築、その後 2GB x 2に変更
→ 性能が著しく落ちる
(4) 2GB x2 でインストール&カーネル再構築
→ 性能が著しく落ちる※
(5) 2GB x4 でインストール&カーネル再構築
→ 正常に稼働
・NICが1枚(オンボードNIC)の時にはMACアドレスを変更してもNICは正常に動作するが、
2枚(オンボードNIC+外付けNIC)でオンボード側のMACアドレスを変更すると、NICが
使用できなくなる。
NICの構成は特殊なパターンなのでそれほど心配はしていないのですが、メモリ構成に
よって動作に影響が出てしまうのは、、、ちょっと痛いです。
というか、実は本当に困っています。
今T-Bananaサーバは 2GB x 2枚 (合計 4GB)のメモリ構成で提供していますが、仮に
64ビットサーバを作る時には搭載されているメモリを 1GB x 4枚 に構成を変更する事が
必須となってしまいます、このままの状態が続けば・・・
できれば今のメモリ構成でも構築できる手法を見つけたいです。
(でも本当にあるのかなあ、そんな方法・・・)
まあ、新しいモノを作るにはいろんな事をやってみて、実際に起こる現象を体験しないと
判らない事もあります。
頭で理解するのも大事ですが、(変な言い方ですが)「体で覚える」のも必要という事です。
まだまだ作業は目白押しですが、少し光が見えてきたようです。
(他にもこなさないといけないテーマがありますし。)
次回は「サーバ全部完成したよー!」と書ける様に頑張ります。
それでは、また
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